痔の日帰り手術 ジオン注射
当院では痔の日帰り手術(ジオン注射 ALTA療法)を行っております。お尻のお悩みのある方はご相談ください。水曜日午後の内科外来にて大住幸司医師が担当いたします。午後の診察終了時間は17:30ですが17:30以降も診察は可能です。(ただし時間外加算がかかります事をご了承ください)
痔は日本人の3人に1人がかかっていると言われるほどお悩みの方が多い疾患です。場所が場所だけに恥ずかしさから受診を躊躇される方が多いものです。症状の軽いうちに早く受診すれば簡単な処置で済み、座薬や内服薬など薬で治る可能性が高まります。ご自分で判断せずに早期受診こそが痔を確実に早く治す近道です。
痔にはいくつかの種類がありますが、そのうちの内痔核(いぼ痔)の方がジオン注射の対象になります。内痔核はⅠ度からⅣ度に分類されており、進行度合いと症状によって、また患者様のご希望をお伺いしながら治療法を決定していきます。従来であれば手術が必要と判断された症例でも、ジオン注射により手術と同程度の効果が得られ、その有効性が証明されています。ジオン注射はメスを入れることがないため、痛みが少なくて済みます。治療は15分程度で終了し、しばらく安静にしたのち、帰宅することができます。
ジオン注射は約20年前に医療保険が適応になった日帰りで行える安全な治療法で多くの施設で行われています。
肛門疾患は排便習慣と深いかかわりがあります。ご自身の生活習慣を見直すこともとても大切ですが、早めの受診も早期治癒のポイントです。肛門の痛みや出血、違和感などの症状のある方はぜひご相談ください。