レントゲン
X線が人体を透過する性質を利用し、透過するX線量の差を白黒の濃度差として画像を作ります。通常の撮影室に限らず、移動型の撮影装置を用いて、病室や手術室での撮影も可能です。
CT
X線を用いて体の輪切り画像を撮影することにより、体内の隅々まで詳細に調べることができます。病気を見やすくするために、造影剤という薬を用いた「造影検査」も行っています。
心臓・腹部超音波検査
体の表面から超音波を当て、臓器からの反射を映像化します。体内を任意の方向からリアルタイムで観察し記録をします。
骨塩定量検査(DIP法)
日本は世界でもトップクラスの長寿国になり、健康で自立した生活を送れる期間をあらわす「健康寿命」を伸ばすことへの関心が高まっています。
日本人の平均寿命と健康寿命の差を比べてみますと、男性では約9年、女性は約12年もの差があります。
健康でイキイキとした人生を送りたいと誰しも願うものですが、実際には多くの人が長い間「健康ではない」状態で過ごしているのです。
高齢者にとって骨折は、要介護や寝たきりの生活に直結する恐れがあります。そのリスクを高めている「骨粗しょう症」は自覚症状に乏しく、検査をしなければわかりません。気が付かないまま、骨がもろく、折れやすくなっている人が多いのです。
骨粗しょう症になると足の付け根や手首、肩を骨折したり、また知らぬ間に背骨の圧迫骨折をしていることがあります。
骨は私たちの体や日常の活動を支える大切な器官です。骨粗しょう症を予防し、骨を健康に保つことは、健康寿命を延ばすことにもつながるのです。
当院の骨塩定量検査は血液検査と両手のレントゲン撮影によって行います。
50歳を過ぎたら女性も男性も1年に一度は骨塩定量検査を受けるようにしましょう。
内視鏡検査
- 胃カメラ(上部消化管)
- 大腸カメラ(下部消化管)
食道・胃・腸の消化管の病気の早期発見・治療のために行います。
内視鏡検査は苦痛のない鎮静剤を使用することも可能です。胃カメラにおいては苦しくない経鼻内視鏡も選択できます。検査前の食事などの注意点も含め、不安が残らないよう充分にご説明いたします。病変が発見された場合には、組織を採取し細胞の検査を行います(検査結果がでるまでに2週間ほどかかります)。また大腸ポリープの切除を検査の時に行うこともできます。
これまで「検査が苦しかった」、「満足のいく検査内容でなかった」とお感じの方々にも出来る限り快適に検査を受けていただけるよう心掛けておりますので、是非ご相談ください。
40才を過ぎましたら胃カメラは1年毎、大腸カメラは2年毎の実施が癌の早期発見のために推奨されております。